俳優 & モデル

終戦75年

​全国ツアー

ツアー開催に向けて

  「蟻の兵隊」監督  池谷 薫

 まもなく終戦から75年の節目を迎えます。憲法九条が砦となって長らく平和を享受してきた日本ですが、昨年の「表現の不自由展・その後」の騒動が象徴するように、近年すすむ不気味な右傾化は看過できないレベルにまで達しています。

「蟻の兵隊」が伝える教訓は「国家はでっかい嘘をつく」――。コロナをめぐる対応、森友、桜を見る会、そして沖縄・・・。無責任が横行し、国家のあり方が問われるいま、信念を持って生きた元中国残留兵・奥村和一さんの姿をもう一度目に焼き付けてほしいと願っています。 

 奥村さんは東日本大震災の年に被災者を気遣いながら亡くなりました。でもスクリーンの中に生きています。この夏、「蟻の兵隊」を携えて全国をまわります。戦争の手触りを語り継ぐために。

 
 
私たちは上官の命令に従い、
蟻のようにただ黙々と戦った

いまも体内に残る無数の砲弾の破片。それは「戦後も戦った日本兵」という苦い記憶を奥村和一に突きつける。かつて奥村が所属した部隊は、第2次世界大戦後も中国に残留し、中国の内戦を戦った。世界の戦争史上類を見ないこの‟売軍行為”を、戦後日本政府は兵士たちが勝手に志願して戦争をつづけたと見なし黙殺する。「自分たちはなぜ残留させられたのか?」――真実を明らかにするため中国に向かった奥村に、心に閉じ込めてきたもうひとつの記憶がよみがえる。終戦間近の昭和20年5月、奥村は‟初年兵教育”の名のもとに罪のない中国人を刺殺するよう命じられていた。これは、自身戦争の被害者であり加害者でもある奥村が‟日本軍山西省残留問題”の真相を究明しようと孤軍奮闘する姿を追った、世界初のドキュメンタリーである。

 

全国ツアー スケジュール

 
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​撮影 中島久美子

池谷 薫
画監督 / 甲南女子大学教授
1958年、東京生まれ。同志社大学卒業後、数多くのテレビドキュメンタリーを演出する。劇場デビュー作となった『延安の娘』(02年)は文化大革命に翻弄された父娘の再会を描き、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭最優秀ドキュメンタリー映画賞ほか多数受賞。2作目の『蟻の兵隊』(06年)は「日本軍山西省残留問題」の真相に迫り記録的なロングランヒットとなる。3作目の『先祖になる』は東日本大震災で息子をなくした木こりの老人が自宅を再建するまでを追い、ベルリン国際映画祭エキュメニカル賞特別賞、文化庁映画賞大賞を受賞。4作目の『ルンタ』(15年) は非暴力の闘いに込められたチベット人の心を描く。著書に『蟻の兵隊 日本兵2600人山西省残留の真相』(07年・新潮社)、『人間を撮る ドキュメンタリーがうまれる瞬間』(08年・平凡社・日本エッセイスト・クラブ賞)ほか

 
 

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