映画公開の翌年(2007年)に出版した「蟻の兵隊 日本兵2600人山西省残留の真相」(写真は新潮文庫版)
この本は映画とはまったく切り離して書いた。僕の手元には出会った翌週に奥村さんから送りつけられた段ボール箱3つ分の資料があった。残留部隊の編成を命じる北支派遣軍第1軍の発信受信電報、残留将兵や宮崎参謀の手記、澄田軍司令官の自伝、中国に保管されていた公文書… それらを編むようにして半年かけて書いた。
残念ながら絶版となっているが、大きな図書館には大体置いてある。あと、いまアマゾンを調べたら中古本がたくさんあった。(ちょっと高くなってるけど…)
残留の真相を知りたい方はぜひ手にとってお読みいただきたい。 池谷薫Facebook
Comments